南華大學機構典藏系統:Item 987654321/5330
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    題名: 『中本起經』「瞿曇彌來作比丘尼品」考
    其他題名: The study of the Ju tan mi lai zuo pi qiu ni pin in the Zhong ben qi jing
    作者: 奧村浩基
    關鍵詞: 《中本起經》
    〈瞿曇彌來作比丘尼品〉
    〈增壹阿含序〉
    《大愛道比丘尼經》
    日期: 2008-06-01
    上傳時間: 2010-12-16 11:14:21 (UTC+8)
    出版者: 南華大學宗教學研究所
    摘要: 中国では、仏教伝来後、膨大な数に及ぶ仏典が齎され、中国語に翻訳されていった。そうした中には、仏陀の事跡を物語る仏伝経典も数多く含まれている。その中でも、最も早い時期に漢訳されたものの一つに『中本起経』がある。本経は、仏陀成道後の初転法輪から始まる15種の諸事跡を伝えている。本経については、現存最古の経典目録『出三蔵記集』に記載があり、それによれば、漢代の献帝、建安年中(A.D.196-220)に康孟詳によって翻訳されたとしている。これは後漢時代に当たる。この所載に従ってか、これまで本経は、後漢代の翻訳と信じられ、それが大前提となって漢訳仏典に関する重要な研究が公にされてきた。その一方で、『中本起経』の内容や成立に関する詳細な研究は、ほとんど行われてこなかったといってよい。ところが、近年になって『中本起経』の成立に関する問題が提起されるようになり、本経を改めて多角的に再検討する必要に迫られている。そこで、本論では、「瞿曇彌來作比丘尼品」と対応説話との比較検討によって「瞿曇彌品」の所伝の系統性を明らかにした。その結果、『中阿含経』や『瞿曇彌記果経』を伝持した説一切有部に最も近い説話伝承から成立したことを明らかにした。そして、諸伝の中に「瞿曇彌品」の訳文と極めてよく対応する漢訳仏典が存在することを見出した。その上で釈道安の語る「大愛道品」と「瞿曇彌品」の関係から、「瞿曇彌來作比丘尼品」が、「大愛道品」を補うために『大愛道比丘尼経』に基づいて創作された可能性のあることを指摘した。
    關聯: 世界宗教學刊
    11期
    顯示於類別:[本校期刊] 世界宗教學刊
    [宗教學研究所] 世界宗教學刊

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